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山麓の様子・景清道など Archive

観音寺城の山裾、バンタ坂と景清道

麓のバンタ坂と景清道の散策。この 2 つの道を歩けば観音寺城石寺側の麓のようすがだいたいわかる。ということで、今回は10月11日にこの付近を徘徊した時の記録。

いまさらながらの石寺楽市物産館。今回もここから出発。
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まずは、観音正時参道からバンタ坂に入り、道草をしながら教林坊裏手あたりまで歩く。
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バンタ坂の入り口。
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バンタ坂に入るとすぐに下の広場につながる石積みのスロープがある。下の広場に降り、スロープと道を見上げたところ。
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道の山側には石垣が続いているが崩れているところが多い。
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石垣の上は屋敷跡。ところどことに山上方向に向かう道がある。
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同じような道がしばらく続く。道の両側は竹薮。雑木が混生しているところも多い。
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振り返って見る。
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住宅地に抜ける直前。
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住宅が見え始める。
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住居も小屋も庭も畑も、ここでは何もかもが石垣の上にある。
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だいぶ手が加えられているが、もとは観音寺城時代の排水路か?
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暗渠の開口部
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さらにこの舗装された道を前進。
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この先もうすこしで行き止まり。
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最後の民家の角で振り返る。
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この石垣の先(写真右端から数メートル)で道は行き止まり。
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向かいの田のあぜ道から見る。
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行き止まり直前の石垣。道と石垣入り口には石段が設けられている。
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石垣の上にのぼり民家方向(来た道)を見る。

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道の石段を上り山中に入るとそこにはまた石垣。きりが無いので左手に折れ教林坊方面に向かう。
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教林坊の入り口付近に到着。
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門をくぐる。
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門の先はこんな道。
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教林坊には入らず、この周辺を徘徊。
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道沿いの川はお茶子谷の谷水の排水路だと思う。
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前に見える橋を渡り、左手方向に下りる。
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石垣で固められた一角。このまわりを一周してみる。
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どんどん下りる。
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途中で振り返る。
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下りきったところで来た道を振り返る。
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一角の反対側の道を上る。この道は赤坂道。この先で観音正寺参道に合流する。
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手入れされておらず荒れ放題。
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見覚えのある、教林坊の裏手付近に出る。
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ここは、景清道。道の右側は、教林坊を囲む塀。石段のある左側の郭は墓地になっている。
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景清道はこの先、観音谷、源三谷方向に延びている。
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景清道は、平景清が尾張から京都に向かう時に通った道とされているが、観音寺城域においては、山上に向かって延びる複数の登城道を結ぶ道として、非常に重要な道であったと考えられる。例えば、この図のように景清道を辿ると、道沿いに多くの武家屋敷や寺院あとが見られるだけでなく、山上に延びる 5 本の道筋の入り口に出会う。山すそに近いところを横に走っている道なので、当たり前といえば当たり前ではある。このため、新しい登り口を見つけるには、この道を歩くのが一番手っ取り早い方法であるといえる。

麓を横切る景清道と登城道筋。今回は源三谷までは行かず、観音谷付近で引き返す。
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塀の途切れたところから、教林坊を覗く。
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塀の反対側(山手方向)のお茶子谷沿いの道に入ると、右手に立派な石垣が見える。この先は倒れた竹で道が塞がっているが、踏み越えて無理やり進むとお茶子谷筋に出られる。おそらくここがお茶子谷筋への正しい入り口だと思う。
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石垣の手前側の側面。地図によるとここは青地邸。
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景清道に戻る。道沿いに石垣が続いており、その石垣の一部に入り口らしきものがある。
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中を覗いたところ縦も横も埋まっており、これが何なのかを知る手がかりはつかめない。
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道沿いには屋敷跡と石垣が続く。道の周りは竹林で、雑木が混生しているところも多い。
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観音谷近くまできたところ。
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振り返って見る。
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景清道を示す案内板。
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谷にかかる橋。たぶんこの谷は観音谷。
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少し進むと畑地になっている広場に出る。地図によるとここは古観音堂跡。
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棚田のように積み重なった畑地の側面は石垣で固められている。
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景清道はこの先、源三谷に向かって延びているが、ここいらで引返すことにした。
来た道を戻り、教林坊の裏を通り過ぎて観音正寺参道までたどり着いたところ。
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景清道はこの観音正寺参道を横切って延々と続いている。この先を行くと本谷筋に出会い、鳥打峠を超え宮津口筋や薬師口筋の入り口付近に到達するはずであるが、今日はこれで終わり。

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